2025年8月9日
こんにちは。北九州市小倉区、北九州モノレール「平和通駅」より徒歩5分にある歯医者「柴田歯科医院」です。
歯の痛みが続き、歯科医院で根管治療が必要と診断されたものの、費用がいくらかかるのかわからず不安に感じていませんか。「保険は使えるの?」「あとから高額な追加費用を請求されない?」など、お金に関する疑問や不安は尽きないでしょう。
根管治療は歯を残すために非常に重要な治療ですが、費用体系がわかりにくいと感じる方も少なくありません。保険が適用されるかどうか、どの歯を治療するかによって金額は大きく変わるため、事前に知識を得ておくことが大切です。
この記事では、根管治療の費用相場について、保険診療と自費診療の違いや、前歯・奥歯といった歯の種類別の費用を詳しく解説します。
治療後に必要となる被せ物の費用や、事前に確認すべき注意点もご紹介しますので、根管治療を検討している方はぜひ参考にしてください。
根管治療とは、歯の内部にある神経や血管が虫歯などによって炎症や感染を起こした際に、その部分を取り除き、歯を保存するために行う治療です。
治療は、まずレントゲンで歯の状態を確認し、局所麻酔をしてから始まります。歯の表面に小さな穴を開け、そこから専用の器具を使って、根管内にある感染した神経や組織を丁寧に取り除きます。
その後、根管内をきれいに洗浄・消毒し、細菌が再び侵入しないよう薬剤を隙間なく詰めて密閉します。
治療回数は、感染の程度や根管の形状によって1回で終わることもあれば、複数回にわたることもあります。根管の治療が完了した後は、歯の強度や機能を補うために、被せ物や詰め物をして治療を終えます。
根管治療が必要となる主な症状には、冷たいものや熱いものがしみる、噛んだときに強い痛みがある、歯ぐきが腫れて膿が出るなどが挙げられます。むし歯が進行して歯の神経まで達した場合や、外傷によって神経が損傷した場合にも行われます。
また、過去に治療した歯が再び感染した場合にも適応されることがあります。症状が軽いうちに適切な治療を受けることで、歯を抜かずに済む可能性が高まりますが、自己判断せずに歯科医師の診断を受けることが大切です。
根管治療の費用について、一般的な目安や歯の種類による違い、保険診療と自費診療の違いを分かりやすく解説します。
根管治療は、歯の神経や血管が通る根管を清掃・消毒し、再感染を防ぐための治療です。費用は治療内容や施設によって異なりますが、保険診療の場合でおおよそ3,000円から8,000円程度が一般的な目安です。
自費診療の場合は、材料や治療方法の選択肢が広がるため、1本あたり数万円から10万円程度かかる場合もあります。
根管治療の費用は、治療する歯の種類によっても異なります。前歯は根管の数が少なく比較的シンプルなため、費用も低めに設定される傾向があります。
小臼歯や大臼歯は根管の数が多く、治療が複雑になることから、費用も高くなります。特に大臼歯は根管が3本以上ある場合が多く、治療時間や手間が増えるため、費用も高額になる傾向があります。
保険診療では、使用できる材料や治療方法に制限があり、基本的な治療が中心となります。一方、自費診療では、より精密な治療や高品質な材料を選択できるため、費用が高くなりますが、治療の幅が広がることも特徴です。
どちらを選択するかは、歯科医師と相談し、ご自身の症状や希望に合わせて決めることが大切です。
根管治療の費用は、保険適用か自費診療かによって大きく異なり、それぞれの特徴や費用の目安について詳しく解説します。
日本では、虫歯や外傷によって歯の神経が感染した場合など、一般的な根管治療は健康保険の適用対象となります。
保険診療の場合、治療方法や使用できる材料が国の基準で定められており、費用は比較的抑えられています。具体的には、前歯で数千円、奥歯でも1万円前後が一般的です。
ただし、治療内容や通院回数によって金額は前後します。
一方で、保険適用外となる治療には、再治療や特殊な器具・材料を用いる場合、また審美性や耐久性を重視した治療などが含まれます。たとえば、歯の保存が難しい症例で高度な技術や特殊な薬剤を使う場合や、保険で認められていない被せ物を選択する場合は自費診療となります。
自費診療の費用は治療内容や歯科医院によって異なりますが、1本あたり数万円から十数万円になることもあります。
近年注目されている顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた根管治療は、精密な処置が可能ですが、現状では保険適用外です。
そのため、費用は自費診療となり、1本あたり5万円から15万円程度が目安とされています。治療の精度や成功率向上が期待できますが、費用面については事前に歯科医院で十分な説明を受けることが大切です。
根管治療を受ける際には、治療費以外にも追加で発生する費用や注意すべきポイントがありますので、ここで詳しく解説します。
根管治療後は、歯の強度を保つために被せ物(クラウン)が必要になることが一般的です。
クラウンの費用は素材や治療方法によって異なり、保険適用の金属製クラウンであれば比較的安価ですが、セラミックなど審美性に優れた素材を選ぶと自費診療となり高額になる場合があります。治療後の機能性や見た目を考慮し、担当医と十分に相談することが大切です。
根管治療は、歯の状態や感染の程度によっては一度で完了しないことがあります。再治療や治療が困難な場合、マイクロスコープや特殊な器具を使用するため、追加費用が発生することがあります。
特に歯の根が曲がっていたり、感染が広がっている場合は、治療回数や費用が増えることがあるため、事前に見積もりや治療計画の説明を受けることが重要です。
根管治療にかかる総費用や治療内容は、歯科医院によって異なる場合があります。治療開始前に、費用の内訳、保険適用の範囲、自費診療となる場合の金額、治療後のメンテナンス費用などをしっかり確認しましょう。
不明点は遠慮せず質問し、納得したうえで治療を進めることが安心につながります。
根管治療の費用は、さまざまな要因によって変動します。ここでは、費用に影響を与える主なポイントについて詳しく解説します。
根管治療の費用は、治療対象となる歯の場所や本数によって異なります。例えば、前歯は根管の数が比較的少ないため治療工程もシンプルですが、奥歯(小臼歯・大臼歯)は根管が複雑で数も多く、治療にかかる手間や時間が増える傾向にあります。
また、複数の歯を同時に治療する場合は、その分費用が加算されることが一般的です。
根管治療は、感染の広がりや根管の形状によって難易度が大きく変わります。感染が歯の根の先端まで広がっている場合や、過去に治療歴がある歯では再治療が必要となり、治療工程が増えることがあります。
難易度が高い症例では、追加の処置や回数が必要となるため、費用も上がる傾向にあります。
歯科医院によって導入している機器や治療技術、また担当する歯科医師の経験によっても費用は異なります。マイクロスコープやCTなどの先進的な設備を使用する場合や、専門性の高い治療を提供している医院では、保険診療外の自由診療となり、費用が高く設定されていることもあります。
治療内容や設備について事前に説明を受け、納得した上で治療を受けることが大切です。
根管治療は、歯の内部にある神経や血管を取り除き、痛みや感染を防ぐ治療法です。費用は保険適用の場合と自費診療で大きく異なり、保険適用なら数千円から、自由診療では数万円以上になることもあります。
治療内容や使用する材料、歯の場所や本数によっても費用は変動します。また、再治療や追加処置が必要な場合は追加費用が発生する場合もあります。
根管治療を検討されている方は、北九州市小倉区、北九州モノレール「平和通駅」より徒歩5分にある歯医者「柴田歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、患者様が安心して治療を受けられるようアットホームな雰囲気を大切にしております。そして患者様と一生のお付き合いを目指して最大限の努力をしています。
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