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歯のコラム

入れ歯の種類と特徴・費用を徹底解説|自分に合う選び方のポイント

2025年9月13日

様々なタイプの入れ歯

こんにちは。北九州市小倉区、北九州モノレール「平和通駅」より徒歩5分にある歯医者「柴田歯科医院」です。

歯を失い、入れ歯を考え始めたものの、「種類が多すぎて、何が自分に合うのか分からない」とお困りではありませんか。保険が使えるものと自費のもので、何がどう違うのかも気になるところですよね。

入れ歯は、食事や会話の快適さを左右する、生活に密着した大切なパートナーです。費用だけで選んでしまうと、後から「痛い」「見た目が気になる」といった後悔につながることも。

この記事では、保険と自費の主な入れ歯の種類を比較し、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。後悔しないための選び方のポイントや費用の目安もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

入れ歯とは

高齢女性が入れ歯を装着する様子

入れ歯は、失われた歯の代わりとなる人工の歯と、それを支える床(しょう)と呼ばれる部分から構成されています。床は通常、歯ぐきや顎の粘膜に密着させて装着し、残っている歯がある場合は金属のバネ(クラスプ)で固定することもあります。

入れ歯には、全ての歯を補う「総入れ歯」と、一部の歯のみを補う「部分入れ歯」があり、患者さんの口腔内の状態や残存歯の本数によって選択されます。

取り外しが可能なため、日常的な清掃やメンテナンスがしやすいことも特徴です。

入れ歯が必要になる主なケース

入れ歯が必要となるのは、虫歯や歯周病、外傷などによって歯を失った場合が主なケースです。特に、多くの歯を一度に失った場合や、残っている歯でブリッジなどの固定式治療が難しい場合に選択されることが多いです。

また、全身疾患や顎の骨の状態などによりインプラント治療が適応とならない方にも、入れ歯は重要な選択肢となります。

入れ歯を装着することで、咀嚼や発音、見た目の回復が期待でき、日常生活の質の向上に寄与しますが、適切なケアや定期的な調整が必要です。

入れ歯の種類と特徴

部分入れ歯と総入れ歯の見本

入れ歯にはさまざまな種類があり、患者さんの口腔内の状態や希望に応じて選択肢が異なります。ここでは、入れ歯の主な種類とそれぞれの特徴について詳しく解説します。

総入れ歯と部分入れ歯

総入れ歯は、すべての歯を失った場合に使用される入れ歯で、上顎または下顎全体を覆う構造になっています。

一方、部分入れ歯は一部の歯を失った場合に、残っている歯にバネなどで固定して使用します。

保険適用の入れ歯

保険適用の入れ歯は、主にレジン(プラスチック)素材を使用して作られます。費用負担が比較的少なく、基本的な機能を満たすことができますが、厚みや見た目、装着時の違和感が気になる場合もあります。

また、金属バネを使用した部分入れ歯も保険適用で選択可能です。

自費診療の入れ歯

自費診療の入れ歯は、金属床やシリコーン素材など多様な材料から選ぶことができ、見た目や装着感に配慮した設計が可能です。例えば、金属床は薄くて丈夫なため違和感が少なく、ノンクラスプデンチャーは金属バネを使わず審美性に優れています。

ただし、費用は保険適用に比べて高額になる傾向があります。

代表的な入れ歯の種類別メリット・デメリット

入れ歯の種類別メリット・デメリットのイメージ

入れ歯にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがありますので、代表的な入れ歯について詳しく解説します。

レジン床義歯(保険の入れ歯)の特徴

レジン床義歯は、保険適用で作製可能なため費用を抑えやすい点が特徴です。素材はプラスチック樹脂で、修理や調整がしやすい反面、厚みがあり装着時の違和感や発音への影響を感じる場合もあります。

また、強度や耐久性は他の入れ歯と比べてやや劣る傾向があります。

金属床義歯の特徴

金属床義歯は床部分に金属を使用しているため、薄く仕上がりやすく、装着時の違和感が少ないとされています。熱伝導性が高く、食事の温度を感じやすい点も特徴です。

ただし、保険適用外となるため費用が高くなりやすいことや、金属アレルギーのリスクにも注意が必要です。

ノンクラスプデンチャーの特徴

ノンクラスプデンチャーは金属のバネを使わない部分入れ歯で、見た目が自然に仕上がりやすいとされています。

装着感も柔らかい素材で快適ですが、耐久性や修理のしやすさに課題がある場合があります。こちらも保険適用外です。

シリコーン義歯の特徴

シリコーン義歯は、歯ぐきに当たる部分にシリコーンを用いることで、痛みや違和感を軽減しやすいとされています。

噛み心地の改善が期待できますが、経年劣化や変色が起きやすく、定期的なメンテナンスが必要です。

マグネット義歯・インプラント支持義歯の特徴

マグネット義歯は磁石で固定するため、安定感が得られやすいとされています。インプラント支持義歯は、インプラントを土台にすることでしっかりと固定できるのが特徴です。

ただし、いずれも外科的処置や高額な費用が必要となる場合があります。

入れ歯の費用・治療期間の目安

入れ歯の費用と治療期間のイメージ

入れ歯治療を検討する際に気になる費用や治療期間について、保険適用と自費診療の違いや通院回数の目安を詳しく解説します。

保険適用と自費診療の費用比較

入れ歯の費用は、保険適用か自費診療かによって大きく異なります。保険適用の入れ歯は、使用できる材料やデザインが限られているものの、比較的安価で治療を受けることができます。

部分入れ歯の場合、数千円〜2万円程度、総入れ歯でも1万円台〜2万円台が一般的です(自己負担割合や条件によって変動します)。

一方、自費診療の入れ歯は、審美性や装着感に配慮した素材や設計が選択できるため、費用は数万円から数十万円と幅があります。

自費診療では、金属床やシリコーン義歯など、より自然な見た目や快適さを求める方に適した選択肢が用意されていますが、費用負担は大きくなります。

治療期間や通院回数の目安

入れ歯治療の期間や通院回数は、患者さんの口腔内の状態や治療内容によって異なります。

一般的に、保険適用の入れ歯の場合、型取りから完成まで2〜4回程度の通院が必要で、治療期間は2〜4週間が目安です。

自費診療の場合は、より精密な工程や試適を重ねるため、通院回数が5〜7回、期間も1〜2か月程度かかることがあります。

また、歯ぐきや顎の状態によっては、調整や追加治療が必要となる場合もあります。治療計画については、事前に歯科医師と十分に相談することが大切です。

入れ歯を選ぶときのポイント

入れ歯を選ぶときのポイントを伝える女性

入れ歯を選ぶ際には、見た目や装着感、噛みやすさなど、さまざまな観点から自分に合ったものを選ぶことが大切です。

見た目・装着感・噛みやすさの違い

入れ歯には部分入れ歯や総入れ歯、金属床やレジン床など複数の種類があり、それぞれ見た目や装着感、噛みやすさに特徴があります。

例えば、金属床は薄く作れるため違和感が少ないとされていますが、費用や見た目の好みによって選択が分かれます。一方、レジン床は保険適用となることが多く、コスト面で選ばれることもありますが、やや厚みが出やすい傾向があります。

どの入れ歯も、しっかり噛めることや自然な見た目を目指して作製されますが、個人差があるため、実際の装着感や噛み心地は試してみることが重要です。

自分に合う入れ歯を選ぶためのチェックポイント

自身のライフスタイルやお口の状態、予算、アレルギーの有無などを考慮することが、入れ歯選びの大切なポイントです。

また、普段の食事内容や発音への影響、メンテナンスのしやすさも事前に確認しておくと安心です。入れ歯は長期間使用するものなので、見た目だけでなく、日常生活での使いやすさも重視しましょう。

入れ歯のメンテナンスと長持ちさせるコツ

入れ歯をお手入れする様子

入れ歯を快適に使い続けるためには、日々の適切なお手入れと、トラブル時の正しい対処が重要です。

日常のお手入れ方法

入れ歯は毎日外して、やさしくブラシで磨くことが基本です。専用の入れ歯用ブラシや洗浄剤を使い、食べかすや汚れをしっかり落としましょう。熱湯や強い洗剤は変形や劣化の原因となるため避けてください。

また、就寝時は入れ歯を外して水に浸し、乾燥を防ぐことが望ましいとされています。歯ぐきや口腔内も清潔に保つことで、炎症や口臭の予防につながります。

トラブル時の対処法と歯科受診のタイミング

入れ歯が合わなくなった、痛みや違和感がある、割れや欠けが生じた場合は、自己判断で修理せず、早めに歯科医院を受診しましょう。無理に使い続けると、口腔内の傷や炎症、さらなる不具合につながることもあります。

また、定期的な歯科受診によって、入れ歯の状態やお口の健康を確認し、必要に応じて調整やクリーニングを受けることが、長持ちのコツです。

まとめ

入れ歯を入れて食事を楽しむ高齢女性

入れ歯には、費用を抑えられる保険適用のものから、装着感や見た目の美しさを追求した自費診療のものまで、様々な選択肢があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、価格が高いからといって誰にでも最適とは限りません。

最も大切なのは、ご自身の口腔内の状態、ライフスタイル、そして「何を一番重視したいか」という希望を明確にすることです。その上で、信頼できる歯科医師と十分に話し合い、それぞれの特徴について納得のいく説明を受けてから決めることが、満足のいく治療への鍵となります。

ご自身にぴったりの入れ歯を見つけ、適切なケアを続けることで、これからも快適な毎日を送りましょう。

入れ歯治療を検討されている方は、北九州市小倉区、北九州モノレール「平和通駅」より徒歩5分にある歯医者「柴田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、患者様が安心して治療を受けられるようアットホームな雰囲気を大切にしております。そして患者様と一生のお付き合いを目指して最大限の努力をしています。

当院のホームページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ご活用ください。

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