2026年2月7日

こんにちは。北九州市小倉区、北九州モノレール「平和通駅」より徒歩5分にある歯医者「柴田歯科医院」です。
近年、歯の見た目を整える方法としてセラミック治療が注目を集めています。セラミックは天然歯に近い色合いや透明感を再現できる素材であり、審美性が高く長期間にわたって美しさを保てることが特徴です。
しかし、セラミックと一口に言ってもいくつかの種類があり、それぞれに特徴やメリット、デメリットがあります。
この記事では、セラミックの主な種類と、それぞれの特徴や選び方、注意点について詳しく解説します。

セラミック治療とは、虫歯や事故で損傷した歯質を修復する際に、銀歯や樹脂(プラスチック)ではなく、陶器素材のセラミックを使用する歯科治療のことです。陶磁器と同じ素材で作られたセラミックは、天然歯に近い白さや透明感、自然な色合いを再現できる点が特徴です。

歯科治療に使われるセラミックにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴や用途が異なります。素材の選択は、見た目の美しさだけでなく、機能性や耐久性にも関わる重要な決断です。
ここでは、代表的な5種類のセラミック素材について、それぞれの特徴を詳しくご紹介します。
オールセラミックは、金属を一切使用せず、100%セラミックで作られた詰め物や被せ物を指し、自然な白さと透明感を持つことが最大の特徴です。光を自然に通す性質を持ち、天然の歯のような自然な色調とツヤを再現できます。
また、表面がなめらかで変色しにくく、汚れもつきにくいため、美しさを長く保つことができる点も大きな魅力です。金属を使用しないため、金属アレルギーを引き起こす心配がなく、歯ぐきが黒ずむといったメタルタトゥーのリスクもありません。
ジルコニアセラミックは非常に高い強度を持つ素材で、奥歯などの強い咬合力がかかる部位にも使用可能とされています。見た目の美しさも大きな特長で、光を透過しやすいため、天然歯のような自然な透明感と白さを再現可能です。
また、金属を一切使用しないため、金属アレルギーの心配がなく、歯ぐきの変色も起こりません。表面がなめらかで汚れがつきにくく、歯と被せ物の間にすき間ができにくいことから虫歯や歯周病の再発リスクも低減できるでしょう。
ただし、硬度が高いため、噛み合う歯への負担が大きくなることもあり、使い方には注意が必要です。
e-maxは、二ケイ酸リチウムガラスセラミックを主成分としたセラミック素材です。最大の特長は、天然歯のエナメル質に近い高い透明感と、周囲の歯に自然に溶け込む色調再現性です。光の透過性に優れ、特に前歯や小臼歯の治療に用いることで、非常に自然な美しさを実現できます。
審美性に優れつつも、日常的な咀嚼にも十分に耐えられる耐久性があります。表面がなめらかでプラークやステインが付きにくく、変色の心配も少ないため、長期間美しさを維持しやすい点も魅力です。
メタルボンドは、金属のフレームの上にセラミックを焼き付けた構造の被せ物です。金属の強さとセラミックの美しさを併せ持ち、主に奥歯の治療など強度が求められる場面で選ばれます。
しかし、金属を使用しているため、金属アレルギーのリスクがあり、歯ぐきに黒ずみが出ることもあります。審美性よりも耐久性を重視する場合に検討される素材といえるでしょう。
ハイブリッドセラミックは、レジン(樹脂)とセラミックを組み合わせた素材で、両方の良さをバランスよく持ち合わせているのが特徴です。プラスチックの柔軟性と、セラミックの強さや美しさを兼ね備えており、自然な色合いを持ちながらも、噛み合う歯への負担が少ないというメリットがあります。
完全なセラミックに比べると強度や耐久性はやや劣りますが、その分費用が抑えられるため、費用と見た目のバランスを重視したい方に選ばれています。一定の条件下で保険が適用されることもあるため、経済的な負担を抑えやすいでしょう。
ただし、長期間の使用によって変色や摩耗が生じやすいため、注意が必要です。

ここでは、目的や状況に応じたセラミック歯の選び方について解説します。
前歯など、見た目が特に気になる部位には、審美性の高いセラミック素材を選ぶのが一般的です。オールセラミックやe-maxのような透明感のある素材は、周囲の歯と調和しやすく、光の反射や色の再現性に優れています。自然な仕上がりが求められる場合には、これらの素材が第一選択となるでしょう。
噛む力が強い奥歯や歯ぎしりのクセがある方には、耐久性の高い素材が求められます。奥歯などの目立ちにくい部位では、審美性よりも機能性を重視して、ジルコニアやメタルボンドなどの高強度の素材が選ばれる傾向があります。
治療する部位ごとに、強度と見た目のどちらを重視するかを考えると選びやすくなります。
セラミック治療は基本的に保険が適用されない自由診療になるため、治療費は歯科医院によって異なります。素材ごとの費用相場を把握したうえで、予算や目的に合った選択をすることが重要です。
たとえば、オールセラミックの費用は1本あたり8万〜15万円程度、ジルコニアは10万〜18万円程度、ハイブリッドセラミックは5万〜10万円程度、メタルボンドは7万〜15万円程度が目安です。複数本の歯を治療する場合には総額が大きくなり、数十万円単位になることもあります。

セラミック治療を検討するときは、見た目の美しさだけでなく、治療による影響や将来的なメンテナンスも含めて、慎重に判断することが大切です。
セラミック治療では、天然歯を一定量削ることがあります。セラミックの素材には一定の厚みが必要であり、それを安定して装着するには歯の形を整える必要があるからです。
ただし、すべてのセラミック治療で大幅に削るわけではありません。事前に削る量や方法について歯科医師から十分な説明を受け、治療の目的や方針を理解したうえで進めることが重要です。
セラミック治療のほとんどは自由診療に区分されるため、原則として健康保険が適用されません。これは、保険制度が最低限の機能回復を目的とした治療を対象としている一方で、セラミック治療は見た目の美しさを重視する審美目的の要素が強いためです。
そのため、素材の費用や加工代などが全額自己負担となり、1本あたり数万円から十数万円と高額になるケースが一般的です。
ただし、ハイブリッドセラミックを用いたCAD/CAM冠は、条件を満たせば保険適用が認められています。すべての部位や症例に適用されるわけではないため、事前に医療機関で確認しておくようにしましょう。
セラミックの歯は非常に高品質ですが、治療後のメンテナンスが不十分だと寿命が短くなるリスクがあります。日々のセルフケアでは、歯ブラシで表面や歯ぐきの境目を丁寧に磨き、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することが基本です。
柔らかめの歯ブラシを使い、過度な力をかけずにブラッシングすることも大切です。さらに、フッ素入りの歯磨き粉を使うことで歯質の強化が期待できます。
また、歯科医院での定期メンテナンスも欠かせません。3〜6ヶ月に一度の受診が推奨されており、クリーニングや噛み合わせチェック、レントゲン検査などを行います。定期的にメンテナンスを受けることは、トラブルの早期発見にもつながるでしょう。

セラミック治療は、自然な見た目と高い耐久性を兼ね備えた歯科治療の選択肢で、さまざまな素材が存在します。目的や部位に応じて、素材を選ぶことが重要です。
自由診療であることや、歯を削る必要がある点、アフターケアの重要性についても理解しておく必要があります。高品質な治療を受けるためには、信頼できる歯科医院を選び、事前の説明や費用、メンテナンスについてもしっかり確認することが大切です。
セラミックの歯を検討されている方は、北九州市小倉区、北九州モノレール「平和通駅」より徒歩5分にある歯医者「柴田歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、患者様が安心して治療を受けられるようアットホームな雰囲気を大切にしております。そして患者様と一生のお付き合いを目指して最大限の努力をしています。

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