2025年9月6日
こんにちは。北九州市小倉区、北九州モノレール「平和通駅」より徒歩5分にある歯医者「柴田歯科医院」です。
笑ったときに見える銀歯や、歯の黄ばみが気になっていませんか。虫歯治療の跡を、より自然で美しい見た目にしたいと考える方は少なくありません。
そんな方に選ばれているのが、天然歯に近い美しさを再現できる「セラミック治療」です。しかし、セラミックには様々な種類があり、それぞれ費用や特徴が異なります。どの治療が自分に合っているのか、違いを理解して選ぶことが後悔しないための鍵です。
この記事では、セラミック治療の主な種類と、それぞれのメリット・デメリット、費用相場を詳しく解説します。治療の流れや長持ちさせるためのケア方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
セラミック治療は、むし歯や欠けた歯をきれいに修復したり、被せ物や詰め物にセラミック素材を用いる方法です。自然な見た目に仕上がりやすく、金属を使わないため体にもやさしいのが特徴です。
セラミック治療は、基本的に保険適用外となる自由診療です。保険治療で使われる素材(銀歯やプラスチック)に比べて、見た目が自然で美しく、丈夫で長持ちしやすいのが特徴です。
その分、費用は高めになりますが、素材や仕上がりを選べるため、希望に合わせたオーダーメイドの治療が可能です。
ここでは主なセラミック治療の種類と、その特徴について詳しく解説します。
オールセラミッククラウンは、金属を一切使用せず、すべてセラミック素材で作られた被せ物です。
自然な透明感や色調の再現性が高く、前歯など見た目が重視される部位に選ばれることが多いです。ただし、強い力が加わる奥歯には適応が限られる場合もあります。
ジルコニアクラウンは、耐久性に優れたジルコニアというセラミック素材を使用しています。
強度が高く、奥歯の治療にも用いられます。見た目も自然で、金属アレルギーの心配がない点が特徴です。
メタルボンドクラウンは、内側に金属、外側にセラミックを焼き付けた構造です。
強度が高く、長期間の使用にも耐えやすいですが、金属部分が歯ぐきに透けて見えることがあるため、審美性を重視する場合は注意が必要です。
ハイブリッドセラミックは、セラミックとレジン(樹脂)を組み合わせた素材です。
天然歯に近い硬さで、周囲の歯や噛み合わせにやさしいとされていますが、経年による変色や摩耗が起こる可能性もあります。
ラミネートベニアは、歯の表面に薄いセラミックを貼り付ける方法で、前歯の色や形を整える際に用いられます。
インレーとは、虫歯を削ったあとに入れる“詰め物”の一種で、歯型をとって技工所で作るタイプの修復物です。セラミックを使ったインレーは、自然な見た目と耐久性が特徴です。
セラミック治療には多くのメリットといくつかの注意点があり、治療を検討する際にはそれぞれの特徴を理解することが重要です。
セラミック治療の大きな特徴は、天然歯に近い透明感や自然な白さを再現できる点です。光の透過性が高いため、周囲の歯と調和しやすく、見た目を重視したい方に適しています。
変色しにくい素材であることから、長期間にわたり美しさを保ちやすいとされています。
セラミック治療の中でも、オールセラミックやジルコニア、ラミネートベニアなど金属を使わないタイプは、金属アレルギーの心配がありません。
一方で、内側に金属を使うメタルボンドは、見た目は白く仕上がりますが金属アレルギーの方は注意が必要です。
セラミックは、従来の金属を使った詰め物や被せ物とは異なり、アレルギー体質の方や金属イオンの溶出による歯ぐきの変色を避けたい方にも選ばれています。
セラミックは適切なケアと定期的なメンテナンスを行うことで、比較的長持ちする素材です。
一般的には5〜10年程度の耐久性が期待されますが、噛み合わせや日常の使い方によって寿命は異なります。長く安心して使うためには、歯科医院での定期的なチェックを受けることが大切です。
セラミックは強い衝撃に弱く、硬いものを噛んだ際に割れることがあります。
また、保険適用外となるケースが多く、費用が高額になりやすい点も考慮が必要です。治療前にリスクや費用について十分な説明を受け、納得した上で選択することが大切です。
セラミック治療を検討する際に気になる費用や治療期間について詳しく解説します。
セラミック治療の費用は、使用する素材や治療部位によって異なります。自由診療の相場は1本あたり約8万〜20万円前後、ジルコニアは10万〜20万円が目安ですが、医院や選ぶ素材によってさらに幅があります。事前に見積もりを確認すると安心です。
セラミック治療は、通常2〜4回程度の通院が必要とされています。
初回のカウンセリングと診察後、歯の形成や型取り、仮歯の装着、本歯の装着といった工程を経て治療が進みます。
全体の期間は1〜2週間から1ヶ月程度が一般的ですが、口腔内の状態や治療本数によって前後することがあります。
セラミック治療は、見た目の改善を主な目的とした場合は医療費控除の対象外となることが多いですが、噛み合わせの改善や機能回復を目的とした場合には、医療費控除の対象となるケースもあります。
セラミック治療の流れや施術方法について、初めての方にも分かりやすく解説します。
セラミック治療は、まず歯科医師とのカウンセリングから始まります。ここでは患者様のご希望やお口の状態、治療に対する不安や疑問などを丁寧に伺い、レントゲンや口腔内写真、歯型の採取などを行って現状を把握します。
その後、患者様一人ひとりに合わせた治療計画を立て、治療内容や期間、費用などについてわかりやすくお伝えします。
治療計画に同意いただいた後、歯の形を整えるための形成処置を行い、精密な型取りをします。
型取り後は、見た目や噛み合わせを考慮した仮歯を装着し、日常生活での違和感や不具合がないかを確認します。
最終的に完成したセラミックの歯を口腔内に試適し、色や形態に問題がなければ接着剤でしっかりと装着します。
セラミック治療では、歯を削る際に痛みを感じることがありますが、通常は局所麻酔を使用するため強い痛みは抑えられます。
治療後に一時的な違和感やしみる症状が出ることもありますが、多くの場合は数日で落ち着きます。
もし症状が長引いたり強い痛みが続くようであれば、早めに歯科医院へご相談ください。
セラミック治療後に美しい歯を長く保つためには、日々のケアや定期的なメンテナンスが欠かせません。
セラミック治療を受けた歯は、天然歯と同じように丁寧なブラッシングが重要です。
歯ブラシを使い、力を入れすぎずに歯と歯ぐきの境目までしっかり磨きましょう。フロスや歯間ブラシも活用して、歯と歯の間に残った汚れを取り除くことが大切です。
また、硬い食べ物や粘着性の高い食品はセラミックに過度な負担をかける可能性があるため、注意が必要です。
セラミック治療後も、歯科医院での定期検診を受けることで、トラブルの早期発見や予防につながります。
専門的なクリーニングや噛み合わせのチェックを受けることで、セラミックの状態を良好に保つことが期待できます。
定期的なメンテナンスは、長期的な健康維持のためにも欠かせません。
万が一、セラミックが欠けたり外れたりした場合は、自己判断で接着したりせず、速やかに歯科医院を受診してください。
痛みや違和感がある場合も、早めの相談が大切です。適切な対応を受けることで、再治療やさらなるトラブルのリスクを減らすことができます。
セラミック治療を検討する際には、正しい知識を持ち、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。
セラミック治療が本当に自分に合っているかは、口腔内の状態やライフスタイル、予算などを総合的に考える必要があります。
歯の状態や噛み合わせ、アレルギーの有無などを歯科医師と十分に相談し、メリットだけでなくデメリットや他の治療法との違いも理解したうえで選択しましょう。
セラミック治療は、天然歯のような自然な美しさを手に入れられる治療方法ですが、オールセラミックやジルコニアなど様々な種類があり、それぞれに特徴と適した用途があります。基本的には保険適用外で費用は高額になることが多いですが、審美性や体への優しさを重視する方にとっては価値のある選択肢です。
ただし、せっかくのセラミックも、噛み合わせの不調やケア不足で破損したり、土台の歯が虫歯になったりするリスクがあります。
治療を成功させ、長く美しさを保つためには、日々のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスが不可欠です。
セラミック治療を検討されている方は、北九州市小倉区、北九州モノレール「平和通駅」より徒歩5分にある歯医者「柴田歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、患者様が安心して治療を受けられるようアットホームな雰囲気を大切にしております。そして患者様と一生のお付き合いを目指して最大限の努力をしています。
当院のホームページはこちら、WEB予約も受け付けておりますので、ご活用ください。
« 顎関節症の原因を徹底解説|症状・セルフケア・治療法までわかりやすく紹介 入れ歯の種類と特徴・費用を徹底解説|自分に合う選び方のポイント »
所在地 | 〒802-0007 福岡県北九州市小倉北区船場町3-5-301 |
---|---|
電話番号 | 093-511-2073 |