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歯のコラム

受け口はマウスピース矯正で治せる?治療期間や費用も

2026年9月26日

歯の矯正に使用するマウスピース

こんにちは。北九州市小倉区、北九州モノレール「平和通駅」より徒歩5分にある歯医者「柴田歯科医院」です。

受け口が気になっている方のなかには「マウスピース矯正でも治療できる?」「どのくらいの費用や期間がかかる?」と疑問を持つ方もいるでしょう。透明な装置を使用するマウスピース矯正は、矯正中の見た目が気になる方にとって検討しやすい治療方法の一つです。

ただし、受け口には歯の位置が主に関係しているケースだけでなく、上下の顎の骨格が関係しているケースもあり、状態によって選択できる治療方法が異なります。そのため、マウスピース矯正を始める前に、受け口について正しく理解しておくことが大切です。

この記事では、受け口を放置するリスクやマウスピース矯正で治療できるケース、治療のメリット・注意点、費用や期間について詳しく解説します。

受け口とは

受け口の人の口元

受け口とは、上下の歯を噛み合わせたときに、下の前歯が上の前歯より前に出ている状態です。歯科では反対咬合と呼ばれ、不正咬合の一つに分類されます。

受け口の原因は、大きく歯の位置や傾きと顎の骨格に分けられます。下の前歯が前方へ傾いている、上の前歯が内側へ傾いているなど、歯の位置が原因となる場合があります。

一方、上顎が小さい、下顎が大きいなど、上下の顎の大きさや位置関係が関わっている場合もあります。

受け口の原因によって治療方法は異なるため、見た目だけでは判断できません。歯の位置が主な原因であれば矯正治療で改善を目指せる場合がありますが、骨格のずれが大きい場合には、外科手術を組み合わせた治療が検討されることもあります。

受け口を放置するリスク

受け口がコンプレックスになっている女性

ここでは、受け口を放置することで考えられる主なリスクについて解説します。

咀嚼機能が低下する

受け口は上下の前歯が通常とは反対に噛み合っているため、前歯で食べ物を噛み切りにくくなる場合があります。また、奥歯の噛み合わせにもずれがあると、食べ物を細かくしたり、すりつぶしたりする動作にも影響を及ぼす可能性があるでしょう。

発音しにくくなる

言葉を発音するときは、舌を歯や上あごの近くに動かしたり、歯のすき間から空気を出したりします。受け口では上下の前歯の位置関係が通常と異なるため、舌を動かす位置や空気の通り方が変わり、一部の音を発音しにくくなる場合があるのです。

顎関節に負担がかかる

受け口では上下の歯が正しく噛み合わず、噛むときに顎をずらして動かす場合があります。そのような噛み方が続くと、顎の関節や周囲の筋肉に負担がかかる可能性があります。顎に痛みがある、口を開けにくいといった症状がある場合は、歯科医院で相談しましょう。

虫歯や歯周病になるリスクが高まる

受け口に加えて歯並びがデコボコしていると、歯と歯が重なった部分に歯ブラシが届きにくくなります。そのため、食べかすや歯垢が残りやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。毎日歯を磨いていても汚れが残る場所があるため、丁寧なケアが必要です。

見た目がコンプレックスになる

受け口は下の前歯が上の前歯より前に出ているため、口元や横顔の見え方が気になることがあります。見た目の感じ方には個人差がありますが、歯並びや噛み合わせに対する悩みが心理的な負担につながる場合もあるでしょう。

受け口はマウスピース矯正で治せる?

受け口はマウスピース矯正で治せるのか疑問をもつイメージ

受け口の状態によっては、マウスピース矯正で改善を目指せます。たとえば、前歯の位置や傾きが原因となっている場合は、マウスピースで歯を少しずつ動かし、噛み合わせを整えられることがあります。

一方、下顎が大きい、上顎が小さいなど、顎の骨格が受け口の主な原因となっている場合は、マウスピース矯正だけでは改善が難しいことがあります。マウスピース矯正は歯を動かす治療であり、成人の顎の骨そのものを大きく動かすことはできないためです。

マウスピース矯正で治療できるかどうかは、受け口の程度や原因によって異なります。まずは歯科医院で検査を受け、歯並びや噛み合わせ、顎の骨格を確認してもらうことが大切です。

受け口をマウスピース矯正で治すメリット

受け口をマウスピース矯正で治すメリットのイメージ

受け口をマウスピース矯正で治療する場合、装置の見た目や日常生活への影響を抑えやすいというメリットがあります。ここでは、マウスピース矯正の主なメリットを3つご紹介します。

装置が目立ちにくい

マウスピース矯正では、透明な装置を歯に装着します。金属製のワイヤーを使う矯正と比べると、口を開けたときに装置が目立ちにくく、周囲から気づかれにくいのがメリットです。

そのため、仕事で人と話す機会が多い方や、学校などで矯正装置の見た目が気になる方でも、治療中の口元を気にせず過ごしやすいでしょう。

食事や歯みがきがふだんどおりにできる

マウスピースは自分で取り外せるため、ふだんどおりに食事を楽しめます。また、歯みがきの際も装置が邪魔にならず、歯ブラシで磨いたり、歯と歯の間をデンタルフロスで清掃したりできます。

食事や歯みがきの方法を大きく変えずに生活しやすいことは、マウスピース矯正のメリットの一つです。

痛みや違和感が少ない

マウスピース矯正では、ワイヤー矯正のように金属製のブラケットやワイヤーを使用しません。そのため、金属製の装置が頬や唇の内側に当たることによる痛みや違和感を抑えやすいというメリットがあります。

受け口をマウスピース矯正で治すときの注意点

受け口をマウスピース矯正で治すときの注意点を伝える様子

受け口をマウスピース矯正で治療する際には、いくつかの注意点があります。ここでは、治療を始める前に知っておきたい注意点を解説します。

重度の受け口には対応できないことがある

受け口の原因が歯の位置や傾きにある場合は、マウスピース矯正で改善を目指せることがあります。

しかし、下顎が大きく前に出ているなど、顎の骨格そのものに大きなずれがある場合は、歯を動かすだけでは十分に噛み合わせを整えられないことがあります。

このような重度の受け口では、マウスピース矯正だけでは対応できず、ワイヤー矯正や顎の骨を動かす手術を組み合わせる場合があります。そのため、治療を始める前に歯並びだけでなく、上下の顎の位置や噛み合わせなども詳しく調べることが大切です。

装置の装着時間を守る必要がある

マウスピース矯正で使用する装置は、食事や歯みがきの際に自分で取り外すことができます。そのため、外している時間が長くならないよう、患者さん自身で装着時間を管理することが大切です。

装着時間が不足すると、計画どおりに歯が動かず、次に使用するマウスピースが歯に合わなくなることがあります。その結果、治療計画の見直しが必要になる場合もあります。

マウスピースの管理と清掃が必要

マウスピースは長時間口の中に装着するため、清潔に保つことが大切です。使用しているうちに汚れが付着するため、取り外した際は水で洗うなど、歯科医院で説明された方法でお手入れしましょう。

また、食事のあとは歯を磨き、お口の中を清潔にしてからマウスピースを装着します。外している間は紛失や破損を防ぐため、専用のケースに入れて保管しましょう。このように、マウスピース矯正では歯のケアだけでなく、装置の清掃や保管を自分で行う必要があります。

マウスピース矯正で受け口を治す場合にかかる費用

マウスピース矯正で受け口を治す場合にかかる費用のイメージ

マウスピース矯正で受け口を治す場合にかかる費用は、治療する範囲や歯並びの状態などによって変わります。目安として、前歯など一部の歯を動かす部分矯正は30万~60万円程度、奥歯を含めて噛み合わせを整える全体矯正は60万~100万円程度です。

受け口の場合、前歯だけを動かせば改善できるケースもあれば、奥歯を含めて噛み合わせを整えるケースもあります。どちらの方法で治療するかによって、費用にも差が出ます。

また、一般的なマウスピース矯正は自由診療のため、料金は歯科医院ごとに異なります。検査や診断、通院時の調整、治療後に使う保定装置など、どこまで料金に含まれているのかを事前に確認しておくと安心です。

マウスピース矯正で受け口を治す場合にかかる期間

マウスピース矯正で受け口を治す場合にかかる期間のイメージ

マウスピース矯正で受け口を治す場合にかかる期間は、歯並びや噛み合わせの状態、動かす歯の本数などによって変わります。目安として、前歯など一部の歯を動かす部分矯正では数か月~1年程度、奥歯を含めて噛み合わせを整える全体矯正では1~3年程度かかることがあります。

受け口は、前歯の位置を整えるだけで改善を目指せるケースもあれば、上下の歯を広い範囲で動かすケースもあります。動かす歯が多かったり、移動させる距離が長かったりすると、その分治療期間も長くなります。

また、マウスピースの装着時間が不足すると、予定していた位置まで歯が動かず、治療期間が延びることがあります。治療後は歯並びの後戻りを防ぐために保定装置を使用する期間もあるため、治療を始める前に全体のスケジュールを確認しておきましょう。

まとめ

マウスピース矯正で受け口を治療した女性

受け口は、下の前歯が上の前歯より前に出ている噛み合わせです。歯の位置や傾きが原因となっている場合は、マウスピース矯正で改善を目指せることがあります。

一方、上下の顎の骨格に大きなずれがある場合は、マウスピース矯正だけでは対応が難しいケースもあります。マウスピース矯正には、装置が目立ちにくく、食事や歯みがきの際に取り外せるといったメリットがあります。

その反面、装着時間を守ることや、マウスピースを清潔に管理することも欠かせません。

費用や治療期間は、部分矯正か全体矯正か、受け口の程度や動かす歯の範囲などによって変わります。まずは歯科医院で歯並びや噛み合わせ、顎の状態を詳しく調べてもらい、自分の受け口に合った治療方法を相談しましょう。

マウスピース矯正を検討されている方は、北九州市小倉区、北九州モノレール「平和通駅」より徒歩5分にある歯医者「柴田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、患者様が安心して治療を受けられるようアットホームな雰囲気を大切にしております。そして患者様と一生のお付き合いを目指して最大限の努力をしています。

当院のホームページはこちら、WEB予約も受け付けておりますので、ご活用ください。

柴田 昌則

■この記事の監修者


柴田 昌則

経歴
  • 平成10年 福岡歯科大学卒
  • 父の病院(柴田歯科医院)で勤務
  • 平成18年 医療法人柴田歯科医院を開業

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