2026年3月7日

こんにちは。北九州市小倉区、北九州モノレール「平和通駅」より徒歩5分にある歯医者「柴田歯科医院」です。
噛むと顎に痛みを感じる症状は、決して珍しいものではありません。食事のときに違和感が出たり、顎に痛みが走ったりすると、食べること自体が負担に感じられることがあります。こうした状態が続くと、食事だけでなく日常生活にも影響を及ぼす可能性があるでしょう。
顎の痛みは一時的なものだと思われがちですが、そのままにしていると症状が長引いたり、顎の動きに支障をきたしたりすることもあります。
噛んだときの痛みが生じる背景には、顎の関節や筋肉、歯の状態、日々の生活習慣など、さまざまな要因が関係しているため、原因を明らかにすることが大切です。
この記事では、噛むと顎が痛いときに考えられる主な原因と、それを放置することによるリスクについて解説します。顎関節症の治療法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

噛んだときに顎が痛む場合、いくつかの原因が考えられます。ここでは、主な原因について詳しく解説します。
噛んだときに顎が痛くなる最も代表的な原因の一つが顎関節症です。
顎関節症とは、顎の関節や周囲の筋肉に異常が生じ、口の開閉時に痛みや違和感が出る状態を指します。痛みのほかにも、口をこれまでのように開けられない、顎を動かしたときにカクカクと音が鳴るといった症状が見られることがあります。
原因としては、ストレスによる筋肉の緊張や歯ぎしり・食いしばり、噛み合わせの不良、頬杖やうつ伏せ寝など日常の癖、姿勢の悪さなどが複雑に関与していると考えられています。
特に、夜間の歯ぎしりがあると、顎の筋肉や関節に大きな負担がかかり、朝起きたときに痛みを感じるケースもあります。
顎関節症は珍しいものではなく、年齢や性別を問わず誰にでも起こり得ます。症状の程度には個人差が大きく、軽度であっても放置すると悪化しやすいため、早期に原因を見極め、治療を受けることが重要です。
就寝中の歯ぎしりや、日中の食いしばりは、無意識のうちに顎の関節とその周囲の筋肉に大きな負担をかけています。このような癖が長時間続くと、顎関節に微細な損傷が蓄積され、炎症や痛みが出やすくなります。
また、歯ぎしりは歯の摩耗や破折の原因にもなり、噛み合わせのバランスが崩れると、さらに痛みを引き起こす悪循環に陥ることもあるでしょう。
虫歯が進行して神経にまで達している場合や、歯の根っこに膿がたまっている状態では、噛むと強い痛みを感じるケースがあります。こうした歯のトラブルは、噛む動作で刺激が加わると痛みが悪化しやすいのが特徴です。
また、歯周病で歯ぐきや歯を支える骨がダメージを受けている場合も、噛んだときに痛みや違和感を覚えることがあります。
転倒やスポーツ中の衝突、交通事故などで顎に強い衝撃を受けると、骨折や関節の損傷が起こることがあります。
こうした外傷が関節内の軟骨や靭帯、関節円板にダメージを与えると、噛むときに強い痛みや違和感が現れることがあります。骨に異常がなくても、筋肉や靭帯の損傷によって痛みが長引くケースもあるため、自己判断せずに受診することが大切です。

顎関節症は自然に治ると思われがちですが、実は放置すると症状が悪化し、日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。ここでは、顎関節症を放置するリスクについて解説します。
顎関節症が進行すると、口を開けにくくなる可能性があります。最初は違和感程度でも、口が開きにくくなり、食事や会話がしづらくなることがあるのです。鏡の前などで指を縦に3本入れてみて、入らない場合は開口障害の可能性があります。
顎関節症を放置すると、咀嚼時の痛みが一時的なものではなく、慢性的な痛みへと変化していきます。当初は食べ物を噛むときだけだった痛みが、次第に会話中や安静時にも感じるようになり、常に顎が重く、だるいような状態が続くこともあるのです。
こうした慢性的な痛みは、生活の質を大きく損なう要因となるでしょう。痛みから逃れるように柔らかい食事ばかり選んだり、口を動かすことを避けるようになったりと、食生活や日常行動に影響を及ぼす可能性があります。
また、筋肉への負担が続くと、さらに症状が悪化する可能性もあるため、早期に対処することが重要です。
顎関節症が進行すると、口を大きく開けられなくなったり、噛む力が弱くなったりして、食事がしづらくなるケースがあります。硬いものを噛むのが困難になったり、咀嚼中に痛みが生じたりすると、食事のたびにストレスを感じるようになるでしょう。
やわらかいものばかりを選ぶようになると、栄養のバランスが崩れるおそれもあります。食べることが楽しめなくなると、精神的にも大きな負担となるでしょう。
顎関節症による食事の影響は、単なる不便さにとどまらず、健康全体に関わる問題であるため、早期に対応することが重要です。
顎の筋肉や関節は、首や肩の筋肉と密接につながっています。
そのため、顎関節に負担がかかると、周囲の筋肉にも緊張が広がり、慢性的な肩こりや首のこり、さらには頭痛を引き起こすことがあります。血行が悪くなることで疲れやすくなったり、集中力が落ちたりするケースもあるでしょう。
顎の不調が全身の不快症状につながるため、軽視してはいけないのです。

顎関節症の治療は、症状の程度や原因に応じて行われ、基本的には保存療法が中心となります。症状が軽いうちに治療を受けることで、日常生活への影響を最小限に抑えられるでしょう。
ここでは、代表的な治療法について詳しく見ていきましょう。
顎関節症を改善するためには、日常生活のなかに潜む悪い癖や習慣を見直すことが重要です。
例えば、片側でばかり噛む、長時間同じ姿勢でいる、頬杖をつくなどの癖は、顎関節に余計な負担をかけている可能性があります。これらの習慣を続けていると、治療をしてもなかなか効果が出なかったり、症状が再発したりする可能性もあるでしょう。
また、口を大きく開ける動作や、硬いものを噛むことも、症状を悪化させる原因となります。なるべく顎に負担をかけない行動を心がけることで、治療効果も高まるでしょう。
噛み合わせにズレがあると、顎関節や周辺の筋肉に余計な負担がかかり、痛みや不快感を引き起こすことがあります。その場合、噛み合わせを整えることで症状の改善が期待できるのです。
具体的には、歯の高さをわずかに削る処置や、必要に応じて被せ物や詰め物の修正を行います。
スプリント療法では、マウスピース型の装置を使用して、顎関節や筋肉への負担を和らげます。装着することで噛み合わせのズレを調整し、無意識の歯ぎしりや食いしばりによるダメージを軽減することができます。特に、睡眠中に顎の緊張が強まる方には効果が期待できます。
使用するマウスピースはオーダーメイドで作られるため、装着時に違和感が出にくく、安全性も高い治療法です。
痛みが強い場合には、薬物療法が選択されます。炎症を抑える薬や痛みを軽減する薬が処方され、これによって症状の緩和が期待できます。薬物療法は一時的に症状を和らげる目的で行われることが多く、ほかの治療法と併用することが一般的です。
理学療法では、顎関節やその周囲の筋肉をほぐしたり、動きを整えたりすることによって、痛みの軽減や関節の可動域の回復を目指します。
主な方法としては、温熱療法による血流改善、マッサージによる筋肉の緊張緩和、関節の動きを整えるためのストレッチなどがあります。
特に、顎周辺の筋肉が硬くなっている場合には、マッサージやストレッチによって柔軟性を高めることで、噛むときの痛みをやわらげることが期待できます。
また、姿勢の改善も理学療法の一環として行われることがあり、体のバランスを整えることで、顎関節への負担を減らすことができます。

噛むと顎が痛いと感じる場合、放置しないことがとても大切です。原因として考えられる顎関節症は、放っておくと慢性的な痛みや口の開けにくさ、頭痛や肩こりなど全身の不調につながることもあります。
治療法には、生活習慣の改善やスプリント療法、薬物療法などがあります。少しでも違和感を覚えたら早めに歯科医院を受診し、自分に合った治療を受けることが大切です。
顎関節症の症状にお悩みの方は、北九州市小倉区、北九州モノレール「平和通駅」より徒歩5分にある歯医者「柴田歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、患者様が安心して治療を受けられるようアットホームな雰囲気を大切にしております。そして患者様と一生のお付き合いを目指して最大限の努力をしています。

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